こんにちは、あまねこです(=^x^=)
私は28歳で心を壊し休職した事をキッカケに”ラクに生きたい”と決心し、その後お金と暮らしを整え、31歳の時に資産900万円まで貯める事が出来ました。
現在は一旦仕事を辞め、新しい働き方を模索中です。
さて、お金と暮らしを整える上で大事なのが”生活水準”という考え方です。
生活水準と言うと、一般的には”収入”を基準に考えられがちです。
確かに、収入に見合わない生活水準では暮らしが破綻する可能性がある為、収入を基準として考えることは悪くありません。
しかし、収入を基準にして生活水準を整える場合、陥りがちな落とし穴があります。
それは”収入が上がった場合、それに比例して生活水準も上がりやすい”ということです。
お金を貯めたいと思っても、なかなか貯められない人は、この落とし穴にハマっている可能性があります。
生活水準は上げるのは簡単でも下げるのは難しい
収入に比例して生活水準が上がってしまうと、それを下げるのは容易ではありません。
例えば、今は収入が低いから軽自動車しか所有できていないとしましょう。
その後収入が上がり、もっと良い車が買える様になって、自分を良く見せたいからと車を買い替える事にしました。
しかし、収入が上がったとしても、その分車の維持費も上がります。また、その車に飽きてしまったら、もっと良い車が欲しいと感じる様になります。
そして、収入がまた上がれば、更に良い車に乗り換えますが、またその分維持費が上がり、更に良いものをという連鎖に入ります。
その時に、もし収入が下がってしまい、生活を維持する為にも車の維持費を削る必要があったとしても、折角大金をはたいて買った車を手放したくないし、また軽自動車に乗ってる自分なんて考えられない!と思ってしまいます。
これが収入に比例して生活水準を上げた場合に陥りやすい落とし穴です。
住居も同じです。収入が上がり、もっと広くて綺麗で家賃の高い部屋に住んでたとして、もし収入が下がった場合に、築古で狭い部屋に住みたいと思えるかどうか。
生活水準は上げる事は簡単でも、自分のプライドだったり、その生活に慣れてしまうとその生活から下げる事はなかなか難しくなるという事です。
”収入”よりも”心地良さ”を基準にする
生活水準の基準として”収入”を基準にすると、前述した落とし穴に陥る可能性が高まります。
その為、”収入”以外の基準を設ける必要があります。
それが”自分が心地良さを感じるかどうか”です。
自分にとって心地良さを感じる暮らし方が見つかれば、それ以上求める必要性も無くなります。
私の場合ですが、暮らしの中で心地良さを感じる要素は以下です。
・部屋は狭くとも、少ないもので暮らして部屋に余白がある状態
・コーヒーを淹れて本を読む時間が心地良い
・車で移動するよりも、遠くても徒歩で移動する方が楽しい
・遠くに旅行するよりも近所の公園でのんびりする方が心地良い
・沢山働いて稼ぐよりも、働きたい時に働くぐらいが丁度良い
・外食やコンビニの食事よりも、自分で手間暇かけて作る料理の方が好き
今の暮らしに十分心地良さを感じていれば、もし収入が上がったとしても、その生活水準を上げたいとは思いません。
その為、”収入”を基準に生活水準を整えるのではなく、まずは自分の”心地良さ”を感じる生活水準を見つける事が大事になります。
オススメの方法は、一度生活水準を落とし切ってから徐々に心地良さを足していく事。
私の場合は、一度人生をリセットする為に、身の回りの物を殆ど捨て、車も手放して、社宅のある会社に転職し、住む部屋も変え、まっさらな状態にしました。
すると、そんな生活でも十分と感じる様になり、そこから徐々に自分が心地良さを感じる事だけを足していった結果、少ないお金とものでも楽しめて、質素な暮らしが自分には丁度良いという事が分かりました。
心地良さを基準にしたからこそ、自分に合った生活水準を見つける事が出来ました。
おわりに 心地良さをベースに暮らしを整えよう
心地良さの感じ方は人それぞれの為、暮らしに絶対的な正解はありません。
ですが、周りの人の暮らしと比較したり、自分を良く見せたいからと無理して生活水準を上げてしまうと、自分自身が苦しくなってしまいます。
だからこそ、収入だけを基準にするのではなく、”自分はどう暮らせれば心地良さを感じるのか”と、自分と向き合って自分自身を知る事が大切になります。
暮らしの中で心地良いと感じる瞬間はどこか。自分らしく過ごせる環境はどんな環境か。
心地良さをベースに暮らしを整えていきましょう😌