あまねこの日記

ラクに生きたいアラサー男のお金と暮らし

HSP気質な人には刺激の少ない暮らしが丁度良い


自分がHSP気質であると分かったのは、仕事で心を壊して休職した事がきっかけだ

 

今ではHSPという言葉は世間でも認知される程度にはなっている

 

けれど、数年前まではそんな概念は知らない人の方が多かった。

 

HSP気質な人というのは、簡単に言うと刺激に敏感な人だ。

 

例えば、人の悪口や愚痴を聞いたり、人が怒っている、怒られている所を目撃するだけで気持ちがゲンナリする。

 

自分が言われてる訳ではないのに、あたかも自分が言われている感覚になってしまう。

 

また、大勢の人が賑わっていたり、大きい音や照明などの強い光も苦手で、それだけで疲弊してしまう。

 

人間関係においても、複数人の飲み会も苦手だし、人と会った後にはドッと疲れが溜まってしまう。

 

むしろ1人でいる方が気楽だし、誰かと会わなくても楽しいと感じる。

 

そんな刺激に敏感な人達がHSP気質と呼ばれている(もっと細かく分類もされるけど割愛。刺激に敏感という部分は共通である)

 

このHSPという言葉を知り、自分に当てはめてみたら、まんま自分の事であったので驚いた記憶がある。

 

HSPという言葉を知る前は、自分は周りの人とは少し違う感性があるのかなと感じていた。

 

そのせいで、周りと比較して自分は劣っているなとか、なんで人と同じ事が出来ないんだろうと、自分を卑下する事が多かった。

 

でも、HSPという概念を知った事で、自分はそういう気質であって、それで苦しんだり生きづらさを感じている人達が他にも沢山いるのだなと気持ちが楽になった。

 

自分が刺激に敏感な気質である事を知った事で、ようやく自分にとって生きやすい暮らしとは何なのかを考えるようになった。

 

そして、刺激に敏感であるのなら、その刺激を暮らしの中から取り除けばいい。

 

そうして、刺激の少ない暮らし方にシフトしていった。

 

刺激の少ない暮らしにシフトする為に自分がしてきた事は以下である。

 

・テレビを手放して余計な情報と光を遮断した

・車を手放して徒歩生活に変えた(2年間)

・照明は暖かい色でかつ薄明るめに設定した

・生活に必要な最低限の物だけを残して、その他の物は全て捨てた

スマホよりも、紙の本を読む時間を増やした。

・朝起きる時間と寝る時間を固定した

・関わりが少ない人との連絡や関係を絶った

・食事は質素にして、家事もシンプル化した

 

そうして、他人から見れば地味な暮らしになったけど、これが自分にとって正解だった。

 

刺激の少ない暮らしや日常こそが、HSP気質である自分にとって心地良く、丁度良い暮らしだったのだなと感じるようになった。

 

もし今生きづらさを感じている人は、もしかしたらHSP気質の可能性があり、それは刺激に敏感であるが故に生じている事かもしれない。

 

だからこそ、日常や暮らしから刺激を排除して、自分が心地良いと感じる環境を作ってほしい。

 

刺激を減らして、自分の心を守れる環境を整えよう😌